居住者全員の合意形成のもとで、全員の大切な資産を、相当な費用と時間をかけて検討し、改善していく活動が、「大規模修繕工事」です。12年程度のスパンごとで行い、居住者様が住みながら工事を実施することが特徴です。
マンションの経年劣化や老朽化を放置していると、居住性や安全性、資産価値の低下につながりかねません。いつまでも安心して住みやすいマンションを維持するには、大規模修繕工事で不具合を改善すると共に、現在の性能要求へグレードアップさせていくことが必要なのです。
コンクリートやシーリング材の劣化で失われた機能を回復させます。
バリアフリーやLED化など、現在の性能要求に見合うよう改良します。
劣化現象で損なわれたマンションの外観を元の美しい状態に戻します。
居住性・安全性・快適性を保つことで、財産価値の低下を防ぎます。
UD設計では、中・小型マンションを専門に大規模修繕工事のコンサルティングを行っています。居住者の皆様の合意形成を図りながら、ご満足いただける工事になるようにお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
- マンションの現状を把握し、劣化原因の特定と居住者様の改良要望を把握するために、試験や調査を行います。
- 調査結果や居住者様の声をもとに、最適な工事内容と資金計画を立案します。
- 施工会社が仕様に沿って工事を進めているのかを、厳しくチェックします。
- 長期的なパートナーとして、快適な住環境を維持する定期点検を行います。
- 様々な試験や調査を行って、劣化や不具合など、マンションの現状を知るために行う業務です。
また、居住者様のお困りごとや改善要望も収集し、設計の材料とします。
ただ劣化箇所を見つけるだけでは、表面的なつぎはぎの手直し工事がなされてしまい、数年後に不具合を再発させる可能性もあります。UD設計では、根本的な解決につながる工事になるよう、要因を突き止めるような調査を実施しています。調査診断業務では全住戸へのアンケートも実施しますので、普段から気になっている部分や改良をご希望される箇所を、ぜひ教えてください。
修繕計画の検討資料として、今までの修繕履歴や竣工図、設備点検書類などを確認させていただきます。UD設計では前段階からしっかりと準備いたしますので、ご安心ください。
居住者の皆様に、マンションの不具合や改良希望に関するアンケートを実施します。できるだけ全てのご要望に沿えるように、潜在的な声も取りこぼさないよう注意しています。
屋上・外壁・廊下・階段・エントランスなど、多岐にわたるマンションの共用部分を目視・打診・触診・機械試験で総合的に調査。サンプルでバルコニー立ち入り調査も行います。
これまでの結果内容をまとめた報告書を作成し、マンションの現状を分かりやすくご説明いたします。同時にアンケート結果からどのようなご要望があるのかも報告いたします。
上記に当てはまる場合は、ぜひまずはUD設計にご相談ください。マンションの劣化状況が、
緊急に補修を要する状態にあるかもしれません。「ちょっと気になる箇所がある…」という
場合でも、ご相談いただければすぐ現地までお伺いいたします。
